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夜間の排泄介助の負担軽減|家族がラクになる段取りと用品選び

夜中のトイレ介助は、眠い目をこすりながらの対応になるため、ご本人にとっても支えるご家族にとっても本当に大変なものです。「家族だから頑張らなきゃ」と無理をする前に、便利な道具や部屋の工夫に頼ってみてください。安全と睡眠時間を守り、少しでも気持ちを楽にするためのポイントをまとめました。

夜間の排泄介助がつらくなる原因

夜の介助が大変に感じるのは、昼間とは違った環境や体の状態が重なっているからです。まずは「何が大変さの原因なのか」を知ることから始めましょう。

介助者側の負担

一番の悩みは、やはり睡眠が細切れになることでしょう。一度起こされると目が冴えてしまい、昼間の家事や仕事に響いてしまうこともあります。また、暗い部屋で転ばないように気を配りながら体を支えるのは、想像以上に神経を使うため、知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまいます。

本人側の負担

ご本人は「夜中に家族を起こすのは申し訳ない」という気持ちから、慌てて一人で動こうとしてしまうことが多いものです。しかし、寝起きは体が強張っていたり、血圧が変化しやすかったりするため、昼間よりもふらつきやすく、転倒への不安を抱えながらトイレへ向かうことになります。

よくある失敗パターン

よくあるのが、ベッドから立ち上がるときにバランスを崩したり、トイレに急ぐあまり床のコードや家具につまずいてしまったりするケースです。また、無事に用を足してホッとしたのか、ベッドに戻って座ろうとした瞬間に尻もちをついてしまうことも少なくありません。

まず見直す優先順位

負担を軽くするためには、あれもこれもと一度にやるのではなく、効果が出やすいところから順に進めるのがポイントです。

環境を整える

まずは、明かりと通り道の確保から始めましょう。人が通るとパッと点くセンサー付きのライトを置いたり、廊下をあらかじめ暖めておいたりするだけで、転倒や体調不良のリスクはずっと少なくなります。

段取りを固定する

「声をかけるタイミング」や「支える手の手順」をいつも同じに決めておくと、お互いに次の動きが予想しやすくなります。ルーチンにしてしまえば、余計な緊張が解けて、スムーズに動けるようになるはずです。

用品で介助回数を減らす

トイレまで歩くのが大変な場合は、寝室で使えるポータブルトイレなどを試してみるのも一つの手です。移動する距離を短くすることは、介助する時間を減らすことにも、ご本人の安心感にもつながる一番の近道です。

夜間の排泄介助をラクにする段取り

安全に手早く済ませるためには、事前の準備と、無理のない動き方が大切です。家族みんながやりやすい手順を作っていきましょう。

介助前の準備

必要なものは、すべて手の届く場所にまとめておきます。使い捨て手袋、体を拭くシート、交換用のパッド、消臭スプレーなどをカゴに入れて「夜用セット」を作っておけば、暗い中で探し回らずに済みます。

起き上がりと立ち上がりのコツ

急に体を起こすとめまいが起きやすいため、まずはベッドのふちに座ってもらい、足の裏がしっかり床についたのを確認してから立ち上がります。このとき、手すりなど動かないものを握ってもらうと体が安定し、介助する方の腰の負担も軽くなります。

移動を短くする考え方

トイレまでの往復が難しいなら、無理に歩くことにこだわらず、ベッドの近くで排泄できるようにするのも大切な判断です。寝室の中で用を足せるようにすれば、夜中に転んでしまう心配のほとんどを減らすことができます。

失禁時の後処理を軽くする

もしもの時に備えて、布団には防水シーツを敷き、その上に大きめの吸水シートを重ねておくと安心です。汚れた部分だけをサッと取り替えられるようにしておけば、夜中にシーツを全部はがして洗濯するような大仕事を避けられます。

転倒と睡眠不足を同時に減らす工夫

安全対策をしっかりすることは、「いつ起きるかわからない」という介助者の不安を和らげ、ぐっすり眠ることにもつながります。

足元の安全

ベッドの周りにマットを敷いている場合は、滑り止めがついているか確認してみてください。ほんの少しの段差や、家電のコードは夜には見えにくくなるので、テープで留めるか、通る場所には最初から置かないようにしましょう。

見守りの設計

ご本人が起き上がった瞬間に知らせてくれるセンサーを使えば、ずっと耳を澄ませておく必要がなくなります。「必要な時だけ駆けつける」というスタイルにすることで、張り詰めていた気持ちがフッと楽になるはずです。

寒さ対策

部屋が寒いとトイレが近くなりやすいため、夜中の介助回数が増える原因になります。保温性の高い寝具を使ったり、隙間風を防いで部屋の温度を保ったりして、体を冷やさない工夫をしましょう。

ヤマシタすぐきたで選べる夜間排泄ケア用品

状況に合った道具を取り入れることで、夜の過ごしやすさは驚くほど変わります。

寝室で完結させたい人向け

トイレまで歩くのが不安な方には、お部屋に置ける高機能なトイレがおすすめです。

ポータブルトイレ FX-30 自動ラップ 標準便座

ポータブルトイレ FX-30 自動ラップ 標準便座
排泄物を1回ごとに袋で包んで密封してくれる「自動ラップ機能」がついたトイレです。バケツを洗う必要がなく、介助する方が一番大変に感じる後始末の手間とニオイの悩みを同時に解決してくれます。

項目 詳細内容
介護保険利用時(目安) 特定福祉用具販売のため購入対象(自己負担1〜3割)
自費購入価格 154,000円(税込)
サイズ 幅51.5×奥行57.5×高さ75〜87cm

立ち上がりと移乗を安定させたい人向け

一人で立ち上がるのが不安な場合は、握りやすい支えを作ってあげましょう。

ルーツ サイドタイプ

ルーツ サイドタイプ
ベッドの横に置くだけですぐに使える手すりです。土台が重くてしっかりしているのでぐらつきにくく、暗い中での立ち上がりや、車椅子への乗り移りを力強くサポートしてくれます。

項目 詳細内容
介護保険レンタル料(月額) 300円前後(1割負担の場合)
自費レンタル料(月額) 3,300円(税込)
サイズ ベース部:幅50×長さ105cm / 手すり部:幅33×高さ70・75・80cm

起き上がりの見逃しを減らしたい人向け

一人で動き出してしまうのを防ぎ、ちょうど良いタイミングで手助けができます。

見守りSENSEα ベッドタイプ

見守りSENSEα ベッドタイプ
ベッドから起き上がろうとした動きを感知して、離れた場所にいるご家族に知らせてくれます。布団の重みなどでは反応しにくい設計になっているので、転んでしまう前に駆けつけるための時間を確保できます。

項目 詳細内容
介護保険レンタル料(月額) 600円前後(1割負担の場合)
自費レンタル料(月額) 6,600円(税込)
センサーサイズ 幅80×奥行25×厚さ0.6cm

介護保険レンタルで負担を抑える進め方

福祉用具は介護保険をうまく使うことで、月々の出費を抑えながら利用できます。

相談の順番

まずは担当のケアマネジャーに、夜のトイレで困っていることを相談してみてください。ケアマネジャーが、ご本人の体の状態や生活リズムを考えたうえで、福祉用具のプロと協力してぴったりのプランを提案してくれます。

選定で確認するポイント

機能が良いかどうかだけでなく、「部屋に置いても邪魔にならないか」「家族にとっても扱いやすいか」「夜中の通り道をふさがないか」といった視点が大切です。お試しで使ってみて、実際の使い心地を確かめてから決めるのがおすすめです。

まとめ

夜のトイレ介助は、毎日のことだからこそ、ちょっとした工夫が大きな助けになります。移動する距離を短くしたり、手すりで体を安定させたり、センサーで見守ったりすることで、体と心の疲れは確実に軽くなるはずです。便利な道具をうまく取り入れて、ご家族みんなが安心して眠れる環境を作ってみてはいかがでしょうか。

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